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Rubyによるデザインパターン

  • 和書
  • at 2009/4/27 09:20:00
  • 2009 |
  • 3,000~5,000円
  著:ラス・オルセン(Russ Olsen)
  訳:小林健一、菅野裕、吉野雅人、山岸夢人、小島努
  発行:2009年4月27日
  ページ数:340
  判型:B5変形判
  税込価格:3,990円
  ISBN10: 4894712857 
  ISBN13: 9784894712850



Rubyプログラマー待望の『Design Patterns in Ruby』翻訳書

 デザインパターンの本といえば、C++やJavaをベースにしたものがほとんどです。しかしRubyの場合には、違いがあります。いえ、むしろRubyのほうが、この言語に固有なクオリティのおかげで、デザインパターンを実装しやすいのです。本書の著者ラス・オルセンは、Rubyの持つ優れた能力をデザインパターンと組合せ、今までよりもはるかに少ないコードで、洗練された効果的なソフトウェアを作成する方法を披露しています。

 本書ではまず、デザインパターンの歴史と概念、そして目的をおさらいしたうえで、Ruby言語の一通りの紹介をします。ソフトウェア開発経験者なら、これだけあればすぐにもRubyでデザインパターンを活用できるようになるでしょう。特に本書では、動的型付けや、クロージャー、ミックスイン(mixin)など、パターンの利用をシンプルにしてくれるRubyの特徴に注目をしています。
 そして「ギャングオブフォー」の、いまや古典となったデザインパターンのうち、14パターンをRubyの視点から考察します。それぞれのパターンがどんな問題を解決するのかを説明し、伝統的な実装がRuby環境でうまくいくのか検討を行い、最後にRubyに特化した実装を導入します。従来の言語でよく見かける、延々と繰り返すような決まりきったものでなく、今後は1、2行のコードでパターンを実装することが多くなるでしょう。
 また本書は、Rubyコミュニティーから生み出された、革新的な新しいパターンがどんなものかを解説しています。これらには、メタプログラミングでカスタムオブジェクトを作成する方法や、アプリケーションとフレームワークの統合用にデザインされたRailsベースの野心的な「Convention over Configuration」(CoC)パターンが含まれています。

 魅力的で、実践的で、活用しやすい本書「Rubyによるデザインパターン」は、きっとあなたのRubyプログラミングの経験に実りをあたえ、優れたソフトウェアを作成するのに役立つでしょう。



【著者紹介】

Russ Olsen(ラス・オルセン)
 25 年以上の経験のあるソフトウェア技術者で、CAD/CAM、GIS、ドキュメント管理、企業システムなどの分野でシステムを構築してきた。現在は、大企業向けのSOAシステムの構築によるサービス向上およびセキュリティ対策に従事。Rubyに関しては、2002 年から仕事をしており、Ruby にマルチメディア機能の初期の移植を試みたClanRuby の作者でもある。現在は,UDDI4Rを含む多くのオープンソースプロジェクトのコミッター。彼の技術記事はJavalobby、O’Reilly’s On Java、Java Developer’s Journal のWebサイトで読むことができる。Temple University で学位取得。家族と、2 匹の亀と、大量のグッピーと共に、ワシントンD.C. 郊外に在住。

原著ホームページ http://designpatternsinruby.com/



【目次】

はじめに
序文
第Ⅰ部 パターンとRuby
 第1章 よいプログラムとパターン
 第2章 Rubyをはじめよう
第Ⅱ部 Rubyにおけるパターン
 第3章 アルゴリズムを変更する:Template Method
 第4章 アルゴリズムを交換する:Strategy
 第5章 変更に追従する:Observer
 第6章 部分から全体を組み立てる:Composite
 第7章 コレクションを操作する:Iterator
 第8章 命令を実行する:Command
 第9章 ギャップを埋める:Adapter
 第10章 オブジェクトに代理を立てる:Proxy
 第11章 オブジェクトを改良する:Decorator
 第12章 唯一を保証する:Singleton
 第13章 正しいクラスを選び出す:Factory
 第14章 オブジェクトを組み立てやすくする:Builder
 第15章 専用の言語で組み立てる:Interpreter
第Ⅲ部 Rubyのためのパターン
 第16章 オリジナル言語を作る:Domain-Specific Language(DSL:ドメイン特化言語)
 第17章 カスタムオブジェクトを作る:メタプログラミング
 第18章 Convention over Configuration
 第19章 おわりに
付録A Rubyの入手方法
付録B さらに深く学ぶために
索引


【推薦の言葉】

『Design Patterns in Ruby』は、Rubyプログラマーがよく直面する多くの問題を解決する、洗練された方法を記しています。Russ Olsenは、昔からのパターンの選定と、Rubyに特に関連した新たなパターンを追加するというすばらしい仕事を成し遂げました。彼はパターンそれぞれの考え方を明快に解説し、豊富な経験を、Ruby開発者が日常業務で活かせるようにしています。
---Dominion Digital社 経営コンサルタント Steve Metsker

この本は「ギャング・オブ・フォー」のデザインパターンのキーポイントを、行過ぎた技術的な説明に頼らずに、とても上手に紹介しています。この本は、正確に、それでいて形式張らないスタイルで書かれています。この本は十分広い領域を網羅しているため、デザインパターンに触れたことがない人たちでさえも、すぐに安心してRubyでパターンを使う気になります。Olsenは、昔から素っ気ないテーマであるデザインパターンについての本を、これほどまでに魅力的で、そして、ときにユーモラスに仕上げるという偉業を成し遂げました。
---Peter Cooper

この本のおかげで、私は10年ぶりにパターンを理解しようという気になりました。RussはRubyのためのもっとも便利なパターンを取り上げ、率直でかつ理路整然と紹介し、GoFのパターンを発展させました。私はこの本の影響を受け、Rubyの使い方が良くなりました。そして、埃を被ったGoF本をもう一度手に取る気になりました。
---Mike Stok

『Design Patterns in Ruby』は、静的型付けオブジェクト指向言語のプログラマーが、Rubyのような、より動的でフレキシブルな言語にどのようにデザインパターンが現れるかを学ぶすばらしい方法です。
---Relevance社 Rubyハッカー Rob Sanheim


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