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  著:P・R・クルーグマン(Paul R. Krugman)
    
M・オブズフェルド(Maurice Obstfeld)
  訳:山本章子
  刊行:2010年12月
  ページ数:440
  版型:A5上製 4色
  税込価格:3,360円
  ISBN10:4864010064
  ISBN13:9784864010061

読みやすくわかりやすい国際経済学を理解する教科書



国際経済学の世界的ベストセラー教科書の最新版

ノーベル経済学賞のポール・クルーグマンによる定評のある国際経済学入門テキストの最新版(原著第8版)です。この分野の教科書として最も信頼され、米国はもとより世界中の大学やビジネススクールで採用されています。

上巻で「貿易」を、下巻で「国際金融」をあつかい、2つの領域の関係を必要に応じて明らかにしています。また、本書を特徴づけるアプローチとして、理論に焦点を絞った章と、その理論を過去と現在の主な政策問題の検討に応用した章が続く構成になっています。国際経済学のきわめて重要な最近の動向を取り上げながら、従来の国際経済学のテーマの中心となる理論や、歴史を踏まえた不朽の知識を学ぶことができます。

第8版では、内容を最新のものにアップデートするとともに、いくつかの章を大幅に見直し、読者からの意見や国際経済学の理論と実践面における重要な進展を反映させました。とくに、理解しやすい最新の分析の枠組みを提供するように努めています。簡潔で統一された枠組みを一歩一歩構築するやり方で、権威のある正当な理論とともに、新しい研究成果と研究手法を伝えるための工夫をおこなっています。

今日、世界的な経済現象が国家の政策や政策論争に及ぼす影響はかつてないほど大きくなっています。とくに2008年の金融危機以来の経済不況や、中国やインド、ブラジルなの新興国の急速な経済成長は、経済と政治の国際舞台を大きく様変わりさせています。こうした経済における国際環境の変化を正しく捉えるための、必須の基本的枠組みと最新の知識を、本書は提供しています。

原著のレイアウトを元に全ページカラー印刷で読みやすくなっています。


【目次】

序文
目次
第1章 序章
  国際経済学は何を研究するのか?
  国際経済学:貿易と金融
第Ⅰ部 国際貿易理論
第2章 世界貿易:概観
  誰が誰と貿易をするのか?
  貿易パターンの変化
  古いルールはまだ通用するか ?
第3章 労働生産性と比較優位:リカード・モデル
  比較優位の概念
  1要素経済
  1要素経済における貿易
  比較優位に関する誤解
  多数財ケースにおける比較優位
  輸送費と非貿易財を追加する
  リカード・モデルの実証研究
第4章 資源,比較優位と所得分配
  2要素経済モデル
  2要素経済における国際貿易の効果
  貿易の利益の再検討
  ヘクシャー=オリーン・モデルの実証研究
  補遺:要素価格,財価格,および投入要素の選択
第5章 貿易の標準モデル
  貿易を行う経済の標準モデル
  所得の国際移転とRD曲線のシフト
  関税と輸出補助金:RSおよびRD曲線の同時シフト
  補遺:オファー曲線で表される国際均衡
第6章 規模の経済,不完全競争,および国際貿易
  規模の経済と国際貿易:概観
  規模の経済と市場構造
  不完全競争の理論
  独占的競争と貿易
  ダンピング
  外部経済にかかわる理論
  外部経済と国際貿易
  地域間貿易と経済地理学
  補遺:限界収入の決定
第7章 生産要素の国際移動
  労働の国際移動
  国際的な資本移動
  直接対外投資と多国籍企業
  補遺1:限界生産物曲線から総産出量を求める方法
  補遺2:異時点間貿易の補足説明
第II部 国際貿易政策
第8章 貿易政策の手段
  関税の基本分析
  関税の費用と便益
  その他の貿易政策
  貿易政策の効果:要約
  補遺1:関税の一般均衡分析
  補遺2:独占状態での関税と輸入割当
第9章 貿易政策の政治経済
  自由貿易の擁護論
  国家の厚生から見た自由貿易反対論
  所得分配と貿易政策
  国際交渉と貿易政策
  ドーハの失望
  補遺:最適関税は有益であるという証明
第10章 発展途上国の貿易政策
  輸入代替工業化
  製造業優遇の結果:輸入代替工業化の問題
  1985年以降の貿易自由化
  輸出志向の工業化:東アジアの奇跡
第11章 貿易政策を巡る議論
  積極的な貿易介入政策に関する発展的な議論
  グローバリゼーションと低賃金労働者
  グローバリゼーションと環境問題
付録 数学に関する補足説明
  第4章の数学に関する補足説明:要素比率モデル
  第5章の数学に関する補足説明:貿易を行う世界経済
  第6章の数学に関する補足説明:独占的競争モデル
索引


【著者紹介】

P・R・クルーグマン(Paul R. Krugman)
プリンストン大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授。専門は国際経済学。コラムニストとしても著名。2008 年にノーベル経済学賞を受賞。

http://www.pkarchive.org/

M・オブズフェルド(Maurice Obstfeld)
カリフォルニア大学教授。専門は国際経済学、マクロ経済学、金融経済学。
http://elsa.berkeley.edu/~obstfeld/

【訳者紹介】
山本章子(ヤマモトショウコ)
翻訳家。主な訳書にドリス・レッシング『グランド・マザーズ』(集英社)トーマス・バズビー『24時間投資大作戦』(ダイヤモンド社)、ロバート・A・バーゲルマン等『技術とイノベーションの戦略的マネジメント』(共訳、翔泳社)などがある。

伊藤博明(イトウヒロアキ
愛知県立大学外国語学部卒。企業勤務の後、翻訳に携わる。

伊能早苗(イヨクサナエ)
東京大学経済学部卒。シカゴ大学経営大学院MBA。外資系金融機関勤務を経て、フリーランス翻訳者。訳書に『トビアスが教える投資ガイドブック』『バイアウト』『ベンジャミン・グレアムの投資の王道』(共訳含む)など。

小西紀嗣(コニシトシツグ)
東京大学法学部卒。海外での石油開発事業に長年携わり、会社役員を経て、フリーランスの翻訳家となる。ノンフィクション、経営、ビジネス書を中心に活躍中。


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