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著:P・R・クルーグマン(Paul R. Krugman)
    
M・オブズフェルド(Maurice Obstfeld)
  訳:山本章子
  刊行:2011年1月
  ページ数:528
  版型:A5上製 4色
  税込価格:4,830円
  ISBN10:486401007
  ISBN13:9784864010078
国際金融を正しく理解する教科書。 1月27日発売!


国際経済学の世界的ベストセラー教科書の最新版

ノーベル経済学賞のポール・クルーグマンによる定評のある国際経済学入門テキストの最新版(原著第8版)です。この分野の教科書として最も信頼され、米国はもとより世界中の大学やビジネススクールで採用されています。

上巻で「貿易」を、下巻で「国際金融」をあつかい、2つの領域の関係を必要に応じて明らかにしています。また、本書を特徴づけるアプローチとして、理論に焦点を絞った章と、その理論を過去と現在の主な政策問題の検討に応用した章が続く構成になっています。国際経済学のきわめて重要な最近の動向を取り上げながら、従来の国際経済学のテーマの中心となる理論や、歴史を踏まえた不朽の知識を学ぶことができます。

第8版では、内容を最新のものにアップデートするとともに、いくつかの章を大幅に見直し、読者からの意見や国際経済学の理論と実践面における重要な進展を反映させました。とくに、理解しやすい最新の分析の枠組みを提供するように努めています。簡潔で統一された枠組みを一歩一歩構築するやり方で、権威のある正当な理論とともに、新しい研究成果と研究手法を伝えるための工夫をおこなっています。

今日、世界的な経済現象が国家の政策や政策論争に及ぼす影響はかつてないほど大きくなっています。とくに2008年の金融危機以来の経済不況や、中国やインド、ブラジルなの新興国の急速な経済成長は、経済と政治の国際舞台を大きく様変わりさせています。こうした経済における国際環境の変化を正しく捉えるための、必須の基本的枠組みと最新の知識を、本書は提供しています。

原著のレイアウトを元に全ページカラー印刷で読みやすくなっています。


【目次】
第III部 為替レートと開放経済のマクロ経済学
第12章 国民所得勘定および国際収支
  国民所得勘定
  開放経済における国民所得勘定
  国際収支勘定
第13章 為替レートと外国為替市場:為替レートの決定要因となるアセット・マーケット・アプローチ
  為替レートと国際取引
  外国為替市場
  外貨建て資産に対する需要
  外国為替市場における均衡
  利子率,期待,および均衡
第14章 貨幣,利子率,為替レート
  貨幣の定義:ちょっと復習
  貨幣に対する個人の需要
  総貨幣需要
  均衡利子率:貨幣供給(マネーサプライ)と貨幣需給の相互作用
  マネーサプライと為替レートの短期的分析
  貨幣,価格水準,為替レートの長期的分析
  インフレーションと為替レートの動向
第15章 長期的な価格水準と為替レート
  一物一価の法則
  購買力平価説(PPP)
  購買力平価説(PPP)に基づく長期為替レート・モデル
  購買力平価説(PPP)と一物一価の実証例
  購買力平価説(PPP)の問題点
  購買力平価の拡大:長期為替レートの一般モデル
  国際的な利子率の差と実質為替レート
  実質利子率平価
  補遺:価格が伸縮的なマネタリー・アプローチとフィッシャー効果,利子率および為替レート
第16章 短期的な生産と為替レート
  開放経済における総需要の決定要因
  総需要の方程式
  短期的な生産はどのように決まるか
  短期的な生産物市場の均衡:DD曲線
  短期的な資産市場の均衡:AA曲線
  開放経済の短期均衡:DD曲線とAA曲線を組み合わせる
  金融政策および財政政策の一時的変更
  インフレ・バイアスおよびその他の政策決定の問題点
  金融政策,財政政策の恒常的な変更
  マクロ経済政策と経常収支
  緩やかな貿易量の調整と経常収支の動き
  補遺1:異時点間貿易と消費需要
  補遺2:マーシャル=ラーナー条件と貿易弾力性の実証的推定
第17章 固定為替相場制と外国為替介入
  どうして固定為替相場制を学ぶ必要があるのか?
  中央銀行の介入とマネーサプライ
  中号銀行はどのように為替レートを固定するのか
  固定為替相場制での安定化政策
  国際収支危機と資本の逃避
  管理フロート制と不胎化介入
  国際通貨制度における準備通貨
  金本位制
  補遺1:資産の代替性が不完全な場合の外国為替市場の均衡
  補遺2:国際収支危機が起こる時期
第IV部 国際マクロ経済政策
第18章 国際通貨制度,1870―1973年
  開放経済におけるマクロ経済政策の目標
  戦間期,1918―1939年
  ブレトン・ウッズ体制と国際通貨基金
  アメリカの対外均衡問題
  世界的なインフレーションと変動相場制への移行
第19章 変動相場制の下でのマクロ経済政策と協調
  変動為替相場制に対する議論
  変動相場制に対する反対論
  変動相場制でのマクロ経済の相互依存性
  1973年以降の経験から何がわかったか?
  多くの国にとって,固定為替相場制は選択肢たりうるのか?
  改革の方向性
  補遺1:国際政策協調の失敗
第20章 最適通貨圏とヨーロッパの経験
  ヨーロッパ単一通貨の歴史
  ユーロ通貨圏におけるユーロと経済政策
  最適通貨圏の理論
  EMUの将来
第21章 国際資本市場:機能性と政策課題
  国際資本市場と貿易の利益
  国際銀行業務と国際資本市場
  国際銀行業務の規制
  国際資本市場の機能性
第22章 発展途上国:成長,危機,および改革
  世界経済における,所得,富,および成長
  発展途上国の構造的な特徴
  発展途上国の借り入れと債務
  東アジア:成功と危機
  発展途上国の危機の教訓
  世界の金融「アーキテクチャー」を改革する
  国際資本移動と所得の国際分配を理解する:地理的環境は運命か
付録 数学に関する補足説明
索引


【著者紹介】

P・R・クルーグマン(Paul R. Krugman)
プリンストン大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授。専門は国際経済学。コラムニストとしても著名。2008 年にノーベル経済学賞を受賞。

http://www.pkarchive.org/

M・オブズフェルド(Maurice Obstfeld)
カリフォルニア大学教授。専門は国際経済学、マクロ経済学、金融経済学。
http://elsa.berkeley.edu/~obstfeld/

【訳者紹介】
山本章子(ヤマモトショウコ)
翻訳家。主な訳書にドリス・レッシング『グランド・マザーズ』(集英社)トーマス・バズビー『24時間投資大作戦』(ダイヤモンド社)、ロバート・A・バーゲルマン等『技術とイノベーションの戦略的マネジメント』(共訳、翔泳社)などがある。

伊藤博明(イトウヒロアキ
愛知県立大学外国語学部卒。企業勤務の後、翻訳に携わる。

伊能早苗(イヨクサナエ)
東京大学経済学部卒。シカゴ大学経営大学院MBA。外資系金融機関勤務を経て、フリーランス翻訳者。訳書に『トビアスが教える投資ガイドブック』『バイアウト』『ベンジャミン・グレアムの投資の王道』(共訳含む)など。

小西紀嗣(コニシトシツグ)
東京大学法学部卒。海外での石油開発事業に長年携わり、会社役員を経て、フリーランスの翻訳家となる。ノンフィクション、経営、ビジネス書を中心に活躍中。

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